2022.03.29

インタビュー

将来性のある職業第4位!
インテリアデザイナーになるために歩んできた道とは?

将来性のある仕事ランキング4位を獲得したクリエイター職(引用:株式会社div「【2022年版】将来性のある仕事ランキングベスト11」)は、
自らの感性と創造力で価値を生み出す仕事のため、今後も機械化が難しいとされており、今後益々必要とされると考えられています。

今回は、当社の取締役 常務執行役員であり、現在もデザイナーとして最前線で活動している柴田に、
自身の職業についてインタビューを実施した内容を、ご紹介させて頂きます!

■プロフィール

氏名: 柴田 稔生
肩書: 取締役 常務執行役員 Creative & Engineering本部長 兼 Design Director
生年月日: 1962年10月14日
資格: 二級建築士,インテリアコーディネーター,宅地建物取引士
経歴:
1983年 店舗をメインとするデザイン会社へ入社。その後、建材メーカーの商品開発や住宅の設計をメインとする設計事務所にて従事。
1998年某プロジェクトマネジメント(以下PM)会社へ入社。2000年にデザイン部門の責任者となり、2005年に執行役員就任。
2011年退社。フリーとしてデザイン業務を行う。
2015年、株式会社ティーズブレインへ入社、執行役員 環境デザイン部 部長に就任。
PM本部本部長、オフィス本部本部長を経て、現在の役職となる。

Q.どんな仕事でしょうか?

設計/インテリアデザイナーは、建築物の室内空間を魅力的にデザイン・設計する職業です。
顧客にヒアリングを行い、要望に合わせてレイアウトプランを作成し、その後、空間を仕上げていくための素材や色を提案し、全体感を演出します。
対象とする建築物は、一般住宅・オフィスビル・商業施設・ホテルなど様々ですが、私はオフィスの設計をしています。
オフィスと言えば、昔ながらの島型で対向式にデスクが並んでいるオフィスを想像される方も多いかと思いますが、最近は企業の働き方に合わせてデザインされることがほとんどです。
例えるならば、部活動(スポーツ)ごとに活動に適した練習環境があり、種目によって必要な能力(瞬発力、跳躍力など)が異なり、それを強化するためのトレーニング機器が異なることと同様です。企業においても、働き方に適したオフィス環境があり、事業や業種によって必要な能力(コミュニケーション力、創造性など)が異なり、それを強化するためにオフィス環境に設ける機能(集中スペース、ディスカッションエリアなど)も異なります。
また、部活動(スポーツ)における活動の目標がインターハイ出場であると例えるならば、そのための練習・トレーニングであり、それを支える練習環境・トレーニング機器であるはずです。企業でいえば、目標は収益を上げることであり、そのための活動・業務であり、それを支えるオフィス環境なのです。

Q.この職業に就いたきっかけは何ですか?

中学時代の恩師の旦那様が画家であったこともあり、親しくして頂いていました。建てられたご自宅は、当時では変わったデザインで雑誌にも掲載されており、私自身もそれに魅了されたのをよく覚えています。
進路を決める際に、恩師から当時はまだ一般的ではなかったインテリアの世界を紹介して頂き、画家の先生に「これからは2Dのグラフィックより3Dのインテリアが来るのではないか」と言われたことも後押しとなり、都内では唯一のインテリア課のある学校に入学したことがきっかけです。

Q.面白さ・やりがいを感じるのはどんな時ですか?

幼少期からどちらかというと内向的で、一人で何かをすることが多く、気がつけばいつも絵を描いたり、何かを作っていた記憶があります。プラモデルも好きでしたが、単体の大きなものではなく、緻密なジオラマを作成することがとても好きでした。
そんな私にとって、今の仕事は、言わば、大きなプラモデルを作っている感覚に近い楽しさがあります。これは、インテリアデザインが3Dだからこそ感じられる魅力だと思います。

また、コロナウイルスの影響でテレワークが普及し、一時期はオフィス不要論も囁かれましたが、現在は極端なオフィス不要論は退潮気味です。さらに、オフィス勤務への単なる回帰も望ましくないという感覚を持つ人も多く、以前よりオフィスの在り方を考える企業も多くなっています。
このように、企業の成長の一助となり得るオフィスをデザインすることは、企業の成長に貢献することができる仕事です。
その分、企業ごとにオフィス構築の目的(コミュニケーション強化など)をしっかりと理解し、必要なものを見極めて設計する必要があり、大きな責任も伴います。そうして、難しくも楽しみつつ創った空間が、結果として人から喜ばれ、楽しまれ、感動され、さらには企業の成長に貢献できる可能性を持っていると考えると、とても嬉しく、やりがいに感じています。

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