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2022.03.15
インタビュー
組織を強くする働き方を実現するために…
合言葉は「オフィス創りは人づくり」-
■プロフィール
氏名 : 竹下 仁(たけした ひとし)
肩書 : 代表取締役
生年月日 : 1960年9月7日
出身地 : 横浜市
趣味 : 旅行、ゴルフ、スキー、映画鑑賞、お酒
経歴 : 1983年帝京大学卒業後、塗料メーカー、総合スポーツ用品開発販売会社を経て、
1990年プロジェクトマネジメント会社(PM会社)へ就職。
2003年取締役に就任し、PM部門の責任者となる。2008年退社。
2010年、株式会社ティーズブレインを設立、代表取締役に就任。
2017年に株式会社ライフワークスタイルラボ(以下、Lab)を設立、代表取締役就任。
同時に、東京大学大学院准教授との産学連携による研究を始め、オフィス学・組織学を通じた働き方改革、意識改革、
働く環境・機能改革の研究を行う。■Lab事業立ち上げ~現在
「働く人(働き方)」と「働く環境」の両視点から企業を支援する現在のビジネスモデルで、本格的に事業を始めたのは2016年です。
それまではオフィス構築のPM事業のみを行ってきました。しかし、顧客に対し密にヒアリングを行った上で構築したオフィスにも関わらず、しばらくすると使われないスペースが存在しているなど、オフィスが上手く運用されていないケースが多々ありました。原因を思い悩んでいた折、2015年に、現在共同研究を行っている東京大学大学院の准教授(以下、准教授)と出会い、「生産性高く働くためには、組織(人)・働く時間・働く場のマネジメントを掛け合わせて施策を打つことが重要である」と学びました。
これを受け、従業員に対する意識変革や周知・浸透を徹底することで、働く環境が変化しても上手く運用ができるようになるのではないかと思い至り、「働き方(働く人)」と「働く環境」をかけ合わせた事業を展開しようと考えました。
翌年の2016年に准教授との共同研究を開始し、2017年には働く人中心の支援を行うLabを設立しました。Lab設立当時は、働き方や人事に関する専門家が社内にいませんでした。更に、専門家を採用するだけの資金力もなく、この事業に自信を持って投資する勇気もありませんでした。
そのため、人事コンサルティング事業を展開するパートナー企業の協力のもと、地道に社員の育成を行いました。■働き方(働く人)×働く環境
今では、この2つの視点をかけ合わせて支援する事業が当社の大きな強みになっています。
2018年に働き方改革関連法(働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律)が成立し、2019年4月より順次施行が始まったことを機に、多くの事業者が自社の働き方改革を推進するため、働き方の見直しを行うようになりました。更に、2020年にはコロナウイルス感染症の影響を受け、多くの企業では従来の働き方が大きく変化し、オフィスを検討する際には働き方も併せて検討することが不可欠となっているのが現状です。2つの視点をかけ合わせて支援を行う当社の戦略においては、施策を提案する際のエビデンスが非常に重要になってきます。
そこで、生産性高く働くための課題を「働き方(働く人)」と「働く環境」の両面から可視化させるサーベイ(働き方パフォーマンス診断)を准教授と共同開発し、2018年に提供を開始しました。2020年にはコロナ禍で変化した働き方を踏まえ、多様化した働き方に対応できるようリニューアルを行いました。(併せて、サービス名を『モバサク-Mobile Work Success-』に改変しています。)
サーベイの結果分析以外にも、トップインタビューや社員ヒアリング、ワークショップの実施による結果をエビデンスとした施策の提案を行っています。
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