2022.03.08

共同研究

みんなで学ぼう!働き方と働く環境♪ No.4

このコーナーでは、
当社が東京大学大学院経済学研究所/稲水伸行准教授と実施している共同研究の内容や、
研究の様子、研究結果などを定期的に発信しています。
(関連記事:https://www.t-sbrain.jp/wp/newsroom/study/993/

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今回は「オフィスデザインの持つ3つの機能(手続的機能、象徴的機能、審美的機能)」の第二弾として、
「象徴的機能」についてご紹介したいと思います。

この機能はシンボル性とも呼ばれており、組織の文化やアイデンティティ、
あるいはチームや社員個々のアイデンティティやイメージに影響を及ぼす機能であり、
組織の一体化や帰属意識の醸成に寄与します。

自社サーベイの「モバサク -Mobile Work Success-」においても、
象徴的機能に関わる設問が組み込まれておりますので、その一例をご紹介いたします。

・私のオフィスには、会社のビジョンや価値観を表現するようなものがあるか
・私のオフィスは、来客者等外部にアピールできるようなものがあるか
・他の人とは違う自分らしさを表現できるしつらえとなっているか

https://tb-mobasaku.jp/

分かりやすい例を挙げると、欧米を中心としたオフィスの特徴でもある、
家族の写真や趣味関連のアイテムを自身のデスク上に置くということがあります。
「私物=自分が何者であるかを表すもの」として、
オフィス内でも個人のアイデンティティを表象するといったことは、
まさに象徴的機能を体現したものになります。

一般的な日本企業においては、
上記の様に個人のアイデンティティを表すオフィスは少ないと思いますが、
例えば、会社のビジョンを表す言葉やイメージを壁面に貼り出したり、
受付エリアに自社サービスを展示したり、会社の歴史が分かる映像をサイネージで流すなど、
オフィスを通して、会社としてのアイデンティティを表現している企業は特に最近見掛けることが多いです。
これもまさに象徴的機能を活かしていると言えます。

当社の会議室も、社是である「凛として」という言葉と、
その隣には「節をつくって真っすぐに成長する」という意味を込めた竹の絵を
書道家の先生に壁に表現してもらっています。

…ここまでお読みいただきありがとうございました!
また次回もお読みいただけますと幸いです。

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