2023.10.23

プレスリリース

【オフィスに革新を!】集まるオフィスでイノベーションを起こせ!~第2回:”What”【何をしたら来たくなるオフィスになるのか】~

【オフィスに革新を!】集まるオフィスでイノベーションを起こせ!

~第2回:”What”【何をしたら来たくなるオフィスになるのか】~

全3回にわたる本コラムの第2回では”What”(何をすれば良いのか)に焦点を当て、「来たくなるオフィスづくり」の必要性はわかっているが、何を(何から)始めればいいのか」という疑問に具体的なオフィス空間の事例と共に向き合ってみたいと思います。

【コミュニケーションを活性化させるオフィス空間とは】

社内でのコミュニケーションに課題を感じている場合、オフィスのレイアウトを見直すことが効果的です。

代表的なオフィスコミュニケーションを活性化させる空間の事例を紹介いたします。

【スペース事例】
・フリーアドレス対応のワークスペース
社員ごとに固定席を設けず、ノートパソコンなどを活用して自分の好きな席で働くスタイルの事です。
それぞれの持ち物の管理は、ワゴンのかわりに、個人用ロッカーなどを導入する事で行います。
業務内容や気分によって異なる空間や座席で作業を行えるほか、隣り合わせになる社員も日によって異なるため、部署を越えた交流の機会を増やす事ができます。

・オープンなミーティングスペース

オフィスの一角にオープンなミーティングスペースを設ける事で、気軽に打ち合わせができるようになり、コミュニケーションの機会を増やすことが出来ます。
ソファ席にしたり、観葉植物などを設置したりすれば、自宅のようにくつろいで会話できる空間になります。

・集中できるスペース
コミュニケーションの取りやすい環境をつくると、仕事に集中したいときも、上司や同僚に話しかけられる事で、手を止めなければならない場面も増えてきます。
1人で集中できるスペースを設ければ、「今は話しかけないで」といった暗黙の了解の中でも、人の気配を感じながら集中して仕事に取り組む事ができます。また、このようなクローズドなスペースは予約制や時間制限などを設ける事で、オープンスペースとバランス良く使い分けられるようなります。

・リフレッシュスペース

オンとオフのスイッチの切り替えや、ちょっとした休憩がとりやすいリフレッシュスペースがあると、社員の満足度も高まりやすくなります。
飲み物や軽食を充実させるほか、推薦図書やマンガ、テレビやゲーム台などを設置すると、社員間のコミュニケーションのきっかけにもなります。

オフィスコミュニケーションの活性化によるメリット

・生産性の向上
円滑なコミュニケーションが取れる環境をつくる事で、チームや部署内だけでなく、他部署の社員との連携もスムーズに行えるようになります。
また、社員同士が良好な関係を築く事で、エンゲージメントが高まります。これらの結果として、会社全体の生産性の向上に繋がります。

・会社全体の動向が分かりやすくなる
他部署の社員同士が交流を深められる環境をつくる事で、情報共有なども活発化し、会社全体の動向を把握しやすくなります。また、会社の理念や経営戦略を社員に周知させるうえでも効果的です。

・離職率の低下
オフィスコミュニケーションが活性化することで、仕事の相談や、協力してほしい時に声を掛けやすい環境が生まれます。
仕事で困っていそうな社員に気付くタイミングも増え、手助けする事もできます。社員同士が助け合い、働きやすいと感じられるオフィスづくりは、離職率を下げる事にも繋がります。

オフィスコミュニケーション活性化の定義と取り組み範囲

今回は弊社でも取り入れている具体例を挙げながら、オフィスコミュニケーション活性化のための具体的な空間事例と導入後のメリットについて触れました。
オフィスコミュニケーションはまだ明確が定義が確立しておらず、様々な解釈があるため
ここで改めてとらえ方についてお伝えいたします。

オフィスコミュニケーションとは?
・経営や事業が求める成果の創出を目的とした「手段」
・目的達成に向けて空間の面から「統合的・総合的」に社内環境をデザインする取り組み

企業の戦略レベルで事業変革を求める場合は、社内環境の各機能を横断した検討が必要となるため取り組み範囲は広くなります。

しかし、「改善的なアプローチ」であれば、取り組み範囲を部分的(今回のケースであれば「空間」)に絞っても一定の効果が期待できると考えております。

もちろん、その場合でも統合的・総合的に捉えて「大きな問題の見落としがないか」、「空間のメッセージに一貫性があるか」といった確認を行うことが重要になります。

全3回にわたる本コラムの第2回では”What”(何をすれば良いのか)に焦点を当て、

オフィスコミュニケーションと空間を「ばらばら」ではなく、目的に対して総合的に捉え、「何をするか」を決めることが大切であることを明らかにしました。

第3回では、”How”(どのように取組めば良いのか)に焦点を当て、

「施策を実行したものの、取り組みによる効果を実感できずに頓挫した」、「会社で導入したものの、社員の理解が得られずなかなか推進されない」という各企業の実践の場における悩みに向き合ってみたいと思います。

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